私の住む紋別市は遠紋地域と呼ばれています。紋別市、遠軽町、湧別町、佐呂間町、興部町、西興部村、雄武町、滝上町で構成されています。
この遠紋地域には、日本共産党の地方議員が私を含め4人います。
遠軽町の岩沢武征町議、佐呂間町の但木早苗町議、雄武町の福原峰雄町議です。
実は、この4人のメンバーでほぼ毎月1回のペースで会議を行っています。それぞれの議会での議論のやり取りを交流したり、それぞれの街の課題について意見交換したりと、いつも時間が足りなくなるくらい話に花が咲きます。
それぞれの議員は、皆、共産党としてはその街で一人です。それだけに議会活動に苦労も多いものです。
とかく、オール与党、なんでも賛成の議会の中で、住民の利益を守り、ひとり反対の立場を貫くこともしばしばです。
その時、ひとり「異議あり」と議場で叫ぶ勇気も必要です。
そんな思いを共感しあい、励まし合い、同志として次のたたかいに向かうべく、新たな勇気を持てる場でもあるのです。
先日も、このメンバーで集まりました。3月議会の交流を行い、それぞれに意見交換をしました。
もちろん、どの議員も毎回一般質問に立っています。それだけに、お互いに参考になることが多いのです。
それぞれの街の状況も出されます。
雄武町では、今年度から小中学校の学校給食費が無料になったことが紹介されました、管内では小清水町に次いで2例目です。さらに、高校でも給食を要望しているとのことです。
佐呂間町では、高齢者向けの低家賃の集合住宅建設が決まったことが紹介されました。高齢者の住まいの問題は、どの街でも重要な課題です。特に低家賃の住宅建設は、先駆的な取り組みです。
遠軽町では、丸瀬布厚生病院の存続問題が語られました。一方的な病院廃止、診療所化に住民の不安が広がっているとのこと。地域医療の確保は、どこも最重要課題です。さらにJR問題も重大です。
この日、このメンバーで4月にオープンした紋別市の「植物工場」を見学してきました。規模の大きさにびっくりした様子。障害者の雇用に役立つ施設として、皆大いに関心を寄せていました。
4月初めに見たときに比べ、ベビーリーフは順調に生育し、緑の色が目に鮮やかでした。
今年の9月に佐呂間町で、10月に遠軽町でそれぞれ町議選挙が行われます。どの議員もみな、議会だけでなく、住民の利益を守り、住民と共同しながら政治に取り組んでいます。
なんとしても、共産党の議席を守りたい。強くそう思います。
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